「女狩り」はわが青春の一本。モザイクは大きいが、叶順子が堕ちていくトップモデルを好演し、若き加藤鷹のエネルギッシュなSEXもGOOD!やはり片岡修二の演出はさえてるな。
前半2ファイルと、3ファイル目の冒頭が「どれい妻」、後半2ファイルが「女狩り」。エリート会社員の妻が、旅先の旅館で白黒ショーを目にして、汚らしいと思いながらもいつしか…という話と、高慢なモデルが男たちの手にかかってレ●プシーンを写真に撮られて…という話。巡り合わせの果てに昨今のAVの、パンパン突かれて何度もイって…という世界ではなく、女性が犯●れながらプライドもずたずたにされていく様子に倒錯的な欲情が駆り立てられる作品達です。画質も設定も脚本も、物足りなさがありますが、原始的なエネルギーのようなものを感じます。
時代を超えた何かを感じられるはず。一作目は特にね。浣腸されて尻叩かれるとこなんかと、顔射なんかも。
新妻陽子が拉致監禁されてやくざたちに縄で吊るされて蝋燭責めにあいながら「熱い!イヤ!来ないで!」と懇願するも強引に犯●れてしまうシーンと港たちに牢屋から和室に連れ込まれてお決まりの「極太浣腸」をされて尻がピクピク痙攣し、陽子の額が汗にまみれてついにはビニール袋の中へ大便を排泄してしまう時の濁音とビニール袋が汚れて陽子が切ない声をあげていくシーンは今見ても抜けますね。団鬼六ワールドの一つの象徴でしょう。傑作!
なかなか彼女の作品は少ないので、チャレンジです。案の定、マニアックな作品で、登場女優も多く、ストレートな彼女のHが見たかった私としては、残念でした。ですが、昔しか作れない作風なので、一見の価値ありではないかしら。