この世界とは別次元にある魔法と科学が融合した世界で、ある宝珠が発見された。その宝珠、クリムゾンジュエルは途轍もない魔力を秘め、危険を感じた発見者のクーオは封印し政府に届けようとするが、ジュエルは砕け、次元を越えこの世界に欠片が飛散ってしまった。クーオは責任を感じ次元を突破しジュエルを追うが、次元突破のエネルギー磨耗により、力尽きてしまう。普通の女学生である「上村このは」は助けを求めるクーオの声を聞きやってくる。クーオを保護したこのはだったが、突然触手に襲われる…。
「魔法少女リリカルなのは」をモチーフにしているだけあって、変身シーンに(AVとしては)力を入れていたのが、嬉しかった。でも、まだ初期の頃の物語をモチーフにしていたためか、ストーリーは薄かった気がする。肝心なストーリーは全く進まず、ただ触手のオンパレードで「それ」のみに40分以上もかけている。結末もバッドエンドで、「このか」は相棒の「クーオ」ともども、触手に嬲られてしまう。ただし、最期のシーンで原作におけるフェイトに相当する人物(容姿はかなり違う)があらわれ、「このか」と「クーオ」を拘束していた触手からジュエルを抜き取り、物語はここで幕をおろして、「tobecontinued」なので、一概にバッドエンドとは言えず、続編も気になる。まぁ、予想としては、続編がでる可能性は低いとは思うが、もしでるのなら、ハッピーエンドで完結してほしい。