生娘時代に避暑地で偶然に出会い、徹底調教を施されてその後消息を絶った男に恋い焦がれる令嬢。自撮りマゾ映像をネット拡散してまで男を探し続けるが…。やがて男の双子の弟を名乗る人物が現れ、美大教授である強欲な義父も獣欲を剥き出しにし始める…無慈悲なハードプレイに酔い痴れる真性マゾの可憐な令嬢を、演じる森苺莉は没入するあまり自身と役の境界は溶け去って、この引退作こそがマニア垂涎の最高傑作となった。
スレンダーで、標準形のキレイなお顔の「苺莉」嬢。順調に開発をされたM属性である。タイプではないが、その「M気質」としっかりした「骨盤と太腿」で好きな女優でもある。本作品に於いても、タイトル通りの「M」性を如何なく発揮して痛快。容姿も前述の骨盤と太腿がしっかりしている為、M気質と相まって緊縛が本当に美しい女優である。弄び嬲り凌●も当然良く似合う。中でも秀逸であったのが、顔射の際のおねだりで「舌出し」だけではなく、自らの指で口を開けたままにし、本口射をさせた画である。そしてそのまま、悦楽顔で「開口精飲」。これが素晴らし過ぎたので、当然の5ツ星である。自撮り映像が、必要ないと思える程であった。
森苺莉は最高のドMで引退が惜しまれるが、この作品は本当に酷く興奮しない。冒頭の無駄にデカく表情が全くわからないサングラスシーン、キモく演技が酷く下手なジジイ役の男優、1シーンごとダラダラ長すぎる単調な責め、引きで見たいがアップばかりの下手なカメラアングル、ストーリー性の乏し過ぎるシナリオ、ストーリーと責めの連動性のなさ・・・すべてが酷く本当の駄作。前半はほぼダラダラシーンで無理やり尺を使ってる感。感情移入が全くできない。この監督は作品に波があり過ぎる。鼻フック、変顔責めはどんどんやってもらいたいが、これほどの酷い責め方だと興奮度は激減。唯一、鼻フックと開口具と首輪での惨めなチンチンポーズだけは興奮する。どうせなら、自虐的ドMなんだから、犬の四つ足歩行、チンチンポーズ、がに股腰振り芸、猿芸、排便とか命令系・服従系の責めや思いっきり変態羞恥命令で無様な扱いをしてもらいたかった。残念ながら森苺莉を全く活かせなかった。
森苺莉さん引退されるのですね。お疲れ様でした。苺莉さん・・カワイイし、きれいな肌と裸身・・見られなくなるのはさみしい。一方・・この作品はマニアック過ぎ・・というか・・。最初の登場から、大きなサングラスで表情不明、責めの内容は開口器、鼻フック・・と変顔プレイ(と言うかどうか知らないが)が大きなテーマ・・もう一つはコスプレで・・必ずなにか着衣あり・・全裸緊縛は最後の吊りだけ・・しかし、これも変顔・・結局、彼女をまともに見る機会がない。SMでも(責めをしても)女優のカワイイところやきれいな裸身を「魅せる」ことはできるはずである。もちろん、SM系の趣味?は千差万別であることは承知の上であるが・・やっぱりおかしい・・普遍性??がない。思い切って何かの性癖に特化した作品を作っても良いと思うが「それはこの作品であってはならない」と思う。星1個にしたかったが、苺莉さんの熱演に2個追加。
全体としては良作とは言えないかも知れませんが、ロウソクのシーンでは森苺莉嬢が躰を震わせながら熱さに耐えるシーンが見られて、興奮しました。腹筋を硬直させて、ブルブル震えるシーンは演技を超えたものがあり、頑張ってくれました。(抜けます。)
「自撮りマゾ牝症候群」シリーズは過去に別作品を見たことがあり、そちらは結構気に入っていたのですが、この作品はちょっと期待していた感じとは違いました。というか、自撮り要素が少ない。自撮りだったのは最初のシーンだけでは?あとフェチっぽいコスチュームも今回は控えめでした。ここも残念ポイント。良いところはやっぱり自分で猿轡をつけるシーン(こちらはシリーズ共通)自分から嬉々として猿轡を身に着けるシチュエーションは結構レアだと思いますし、そこはおすすめ。ちょっと見どころが少なく残念に感じました。