Gカップ女優「菊池藍」のAVデビュー第3弾。全編にわたって重苦しい雰囲気が漂っているシリアスなドラマ作品。人気のない墓地で始まるオープニングからすでに純文学気取りの「辛気臭さ」が感じられる。肝心の本番シーンも顔面を包帯で覆い隠す等、実に「一癖ある」趣向。その上、ドラマシーンに熱を入れすぎたせいか、まるで「セックスはおまけ」といった印象。「巨乳が売りのわずかデビュー3作目の新人」に本格的な「演劇」を要求する意図は、まったく不明。ただでさえ数が少ない菊池作品であるが、本作は、その中でも「ワースト」といえるユーザー無視の自己満足作品。女優の素材は最高だけに、そこがなおさら悔やまれる。