頃は平安末期の御話で御座居ます。牛若丸との疑ひを受け捕らえられたる壱人の美少年。厳しひ吟味に身が竦んで居りました。緊縛を銜えられ、足蹴にされ竹鞭による打擲が情け容赦無く彼の背中に降り注ひだので御座居ました。疫病に冒された下人の汚ひ足を口内に突つ込まれ動脈を絞められ気絶させられてしまひました。下半身に拷問を銜えやうとした吟味方に驚愕の表情。彼の牛若丸は女人で御座居ました。山芋を陰部や肛門に塗り付け、痒みで苦悶させ、大文字に宙に浮かされ体中の血液が脳に昇つた処に股裂きを銜えたので御座居ます。残忍な拷問は延々と続ひたので御座居ます。
ギガの『拷問』シリーズは1・4・5が和装コス+ふんどしネタの傑作だ。この5作目では立花美久が牛若丸風の水干姿で男装の美青年を演じる。下着は六尺褌。色は白。1作目に較べると褌の締め方が簡素で食い込み度が若干低いのが惜しい。捕らわれて気を失っている間に袴を脱がされて肛門に山芋をすり込まれ、股裂きや股間責めを延々とくらい続ける内容。ただそれだけ。SEXはなし。その分、立花美久のふんどしを締めた股間・お尻のアップと苦痛に歪む表情をたっぷりと楽しむことが出来る。サンプルカットにもあるようにおっぱいも思いっきり爪を立てて掴んでおり、女優が本気で痛がっている。この陰湿さ・執拗さが初期ギガのアングラ的な異様な雰囲気を作り出していたのだ。