父と息子の親子どんぶり介護。一対の夫婦と、その夫の父親…どこにでもある普通の家庭。嫁・沙織は、義父には介護が必要なのを承知で嫁ぎ、本当の父のように世話をしてきた。しかし、痴呆が悪化した義父は、沙織をとうに亡くなっている義母の名前で呼ぶのであった。義父は勘違いをし、沙織の身体をまさぐったりとセクハラまがいの行為をするのだった。それでも沙織は優しく受け流してきたが…。
主人公は顔も声も性格も全てSという人妻だが、痴呆の義父にセクハラされても強く出られず、ガマンを強いられる姿がそそる。夫の会社の経営不振で金が必要になり、遺産のありかを聞き出すために嫌っていた義父に体を差し出していいなりになる姿も、元がSだけに落差が魅力的。最後は夫も事故で体が不自由になり、並んで寝ている2人に交互にまたがって性欲処理しながらあえぐ姿がインモラル。特に激しいわけではないが、ギャップを上手く使い分けることにより禁断のエロさを演出した良作と言える。