個人的に最近ハマっている、井坂朋泰監督らしい純愛レズ青春ドラマ。H度はかなり低く、ストーリーに酔いしれたい作品。まず主人公の一之瀬すずは、いつも両親が出かけていて家に一人ぼっちで閉じ籠っている少女、という設定に良く合っていると思った。そのすずが親族の葬儀で幼少期を過ごした古びた洋館の自宅に10年振りに戻り、そして幼なじみにしてレズ相手であったありさ再会する、というのが基本ストーリーだが、しかしドラマが進むにつれて、すずにとってのありさがの存在が、それだけではない「何か」である事が次第に明らかになって行き、そして最後は切ない感動に浸れる。3回のレズシーンはストーリーの展開に沿って変化が付けられているのは井坂監督らしい。言葉のやりとりのたどたどしさ、そしてレズプレイの内容も途中まではもどかしい位に稚拙なのも、このストーリーあっての事。そして各レズシーンの間に挟まれるドラマ、特に2回目と3回目の間でのすずとありさが裸で向き合って会話するところが印象的。途中挟まれるカメラワークで、それまで自分の中で謎だったありさの存在の意味が確信に変わり、ジンワリと感動モードに入って来る。そして一気にハードになる最後のレズプレイの後、ラスト数分間での映像美は涙無くして見られなかった。何でAVで泣かなきゃいけないんだ?と自問しながら。本来の目的とは異なる意味で、かなりの秀作だった。
オフィシャルのHPには監督名が記されていました。道具無し。絡みはソフト。キャストはお二人だけの純愛系レズドラマ。レズ作品にはあまり馴染みのないキャストですね。白石さんはちょっとレズに抵抗あるとゆうかもうちょっと積極的に行って欲しかったかなと。一之瀬さんは割と積極的です。井坂作品はレズの上手い人を起用することが多いので今作はちょっと物足りなさはあります。ストーリー(脚本)は十分練られたもので他の監督作品ではあまり見られないレベルだと思います。ドラマがあり展開がじっくり進んでいくのでドラマいらない、エロければいいとゆう方には向かない作品だと思います。
非常に綺麗な純愛モノレズ。綺麗で純な雰囲気の、ピュアなインディーズシネマのような感じです。良い雰囲気の作品。特に、ドラマ部分の作りが秀逸です。白いワンピースが、二人の純愛を象徴していますね。ドラマ部分に比べて、絡み部分はちょっとさっぱりしていたかな?あくまでもAVなので、ドラマ部分より絡み部分の方を見所にして欲しかったが。心現れるようなレズ作品でした。
一之瀬すずのファンで購入しましたが、お金を返してもらえないかと言いたくなるほど面白くない。とても浅い・軽い内容で、女優さんも見ているこちらもまったくのめり込めない。一之瀬すずの潮吹きがかろうじてあるだけで、良さはほとんど出ていない。とても残念だ。作っている側もこれで良かったと思っているとは思えないのだが。。。