松崎志津子50歳、専業主婦。夫と息子の3人家族。ごく平凡な松崎家だったが、ある日突然夫の海外出張が決まってしまった。気丈に振舞っていた志津子だったが、いざ夫が家を空けてしまうと寂しさがつのるばかり。今まで疑うことのなかった夫の浮気まで心配になってしまう。そんな不安から一人で体を慰めていると、息子のノブオに見られてしまった。驚くノブオに不安な心情を打ち明けると、ノブオは父親の代わりに母の肉体を慰めようとする…。
乳首に吸いついたりお腹やお尻に顔を埋めたり、男優さんの甘えっぷりがすごいです。そういう過剰気味の演技が空回りしていないのがこの作品のよくできているところで、松崎志津子さんが、息子の情熱にほだされて禁断の関係を結んでしまう母親役を好演。欲情に駆られて息子の寝込みを襲い、ペニスを頬張ってしまう展開はよかったですし、「お母さん」「ノブオ」と互いを呼び合いながらの激しいカラミもとても迫力がありました。特にマザコン属性持ちの方は間違いなく楽しめる一本だと思いますので、ぜひどうぞ。難点は浴室のシーンがない点と、あとは爪。あれでは主婦という設定に現実味が……。
最初から積極的でカラミに手馴れた息子がいきなり登場しますが、その後の回想シーンでその原因は、ある意味、古典的ともいえる近親相姦作品の王道とも言える内容、個人的には回想シーンは最初に持ってきて欲しかった、それでも☆5は出せる良作。