サマースクールで高原の寄宿舎に滞在している女子校生・明日香(武藤つぐみ)は、ある日、少し離れた場所にたたずむ謎めいた洋館に迷い込む。誰もいないと思っていた館には、明日香と同じくらいの年齢の美少女・はるか(朝倉ことみ)が住んでいた。はるかは病気療養のためにここにいるのだと語った。はるかと友達になった明日香は、病気で外に出られないはるかのために洋館に通うのが日課となっていった。しだいに心を通い合わせる2人。しかし、はるかの世話係である佳純(みおり舞)はそんな2人の姿を激しい嫉妬の目で見つめるのであった……。
思ったよりストーリー重視でした(泣)。絡みはかなり短いしR15でいけそうな内容。AVというよりはピンク映画と呼ぶべき。
明日香最期は、二人の関係に嫉妬した佳純に責められ、気を失わせるが、間一髪の所ではるかに助けられる。その後、目を覚ましはるかに佳純の事を聞くが、もう佳純はいないと告げられ、自ら、吸血鬼で、はるかの下僕になる事を望むと、はるかと吸血鬼になる前の自分と体の関係となり、愛しあった後、はるかに首を噛みつかれ血を吸われ吸血鬼となった。その後、家で待つはるかに今日の出来事を話し、これから先、はるかと共に永遠に時を過ごす、はるかの下僕として。第2の下僕。はるか最期は、二人の関係に嫉妬した、佳純が明日香を襲うとしていたが間一髪の所で見つけ、佳純に「私の前から消えてなさい。」と告げるも、その言葉を無視し強引に明日香の首に噛みつこうとした為、佳純の首に逆に噛みつき、血を搾り取り、下僕であり生きる克てでもあった佳純の命を自らの手で奪う。その後、気を失っていた明日香が目を覚まし、明日香自身からが吸血鬼で自分の下僕になる事を受け入いれた為、吸血鬼になる前の明日香とレズの関係として愛しあい、明日香の首に噛みつき明日香を吸血鬼にし、明日香の楽しい話しを聞きながら、自分がもっとも愛する人と共に永遠に暮らす。佳純最期は、その嫉妬からはるかの姿に化け明日香を襲う、しかし、逆に明日香に正体がバレてしまい、やもえず明日香を気よ失わせ血を奪おうとするも、そこに、はるかが現れ「私の前から消えなさい」と言われ、それでも、その言葉を振り切り強引に明日香に噛み付こうとするが、逆に、はるかに噛みつかれ、血を搾り取られながら「おおその通りにはるか様」と告げた後、血を全てはるかに搾り取られ、はるかの前から消滅死した。
インモラル学園は未だにVHSを所持しております。高原でレズでドラマ、という井坂監督は本当にこのシュチエーションのレズが好きなんだなあ、と懐かしくもあり嬉しくもある作品でした。見答えのあるレズドラマでした。
正に井坂監督の得意とする、少女達の心のふれあいが、これでもかと言うほど綺麗に描かれています。特に、明日香(武藤つぐみ嬢)のセーラー姿と、はるか(朝倉ことみ嬢)のヴァンパイアロリータ姿でのレズは、綺麗以外の言葉が出てきません。こういう、可憐な少女達の心のふれあい・百合を描かせたら、井坂氏の右に出るモノはいないと思っていましたが、今回もまさにそうでした。Eドラ、とあったので、普段よりもドラマ重視なのかなと思ったら、割とそうでもなくて、「少女のふれあい」も十分に堪能できました。☆4か☆5か悩んだのですが、令和の時代に入って、こういう百合少女作品がとても減ってるので、期待を込めて☆5にしました。