夫の死後、残されたレストランを重本という男と共同経営している母・なつこ。一人息子の智宏は、重本と母の関係を良く思ってはいなかった。「あいつはいつか、全部を自分の物にするつもりだ!」父が残してくれたレストランをこの先ずっと守り続けていくためには、どうしても跡継ぎとなる子供が必要だった。しかし、智宏の妻は病気で子供を産む事が出来ない…。窮地に追い込まれた智宏は、愛する母を無理やり犯して…。
なつ子さんの作品を購入してきて「擬似」や「真性」に関わらず、中出しモノって意外と少ないですね。それに普段はSM倶楽部で女王様をしているのに、AVではどちらかというと「責められ役」が多いのは演技力が有る証拠なんでしょう。今作では3回の本番全て「真性中出し」という贅沢さ。他の方は2回目の本番が濃厚との事ですが、最初のキッチンでの立ちバックや立位での本番もなかなかどうして濃厚ですよ。この監督の作品って「絡みシーンの時間」が、全体の10分の9位有るんじゃないでしょうかね?ドラマ性よりも特定のテーマに拘ると見ました。たとえば「アナル」や「中出し」など…。実の親子で「孕ませ」という衝撃的なテーマにも関わらず、背徳感は感じられませんから。なつ子さんの本番がエロいので非常に良いにしておきますが、今作は完全になつ子さんのファン向けでしょうね。
近親相姦&中出しテーマは多いけど、物語の主目的として妊娠をカラめる作品は珍しいと思う。(重要な作品を見落としている可能性はあるが・・・)内容としては、3回あるカラミの中で、冒頭と終盤の息子との2回は物語としての必要性は大だが、AVとしての実用性に欠ける。だが、中盤のカラミでの魅せ方は素晴らしい。妊娠させるための中出し、というテーマにも合っているし、局部描写もキッチリ押さえてある。私の評価は「非常によい」だが、加山なつこさんのポッチャリ加減の好き嫌いや、ラストのダークな「オチ」を考えると、(作品には合っているし、好みでもある)すべての人に強くオススメできないのが残念。
母さん俺の子供を産んでくれ!いい題材だしこんなのが今までないのが不思議。ただし、これは最初だけ言ってるだけでなつこの方から「孕みたいの、あなたのこども」って言わせないと。