物語の始めと終わりは、男と女が行き交う夜の街…。たとえば、ヨコハマ…エキゾチックなこの街、愛の狭間で彷徨う慶子は、さながら異邦人。美しい肢体を惜しげもなく広げ、微笑んでいる。
ポルノで本当にチンチンを入れることはなかった時代、1回でも本当に入れると本番女優という蔑称で呼ばれ、珍しかった時代。中沢慶子はグラビアや写真集でお世話になった。かなり長いこと、雑誌のグラビアのページだけ透明ファイルに保存していた。すごい美人だった。そういった思い出のある人以外にはお勧めしない。モザイクは巨大で、腰の周辺全体が9個とか16個の正方形に隠れ、全く見えなくなる。多分演技だが、悶える表情で抜くしかない。その抜くポイントも短時間で1回だけ。中沢慶子を知らない人には、1個でも星をつける価値はないと思うが、昔の憧れのグラビアクイーンのビデオだから3つも星をあげた。