昔、天草で起きた農民一揆。その大将になった少年。一揆は全滅したけれど、美少年といわれたあのさむらいはどうなったのだろう…。殺された…違う。あのさむらいは少女だった!!足軽たちにとらえられ、装束をはぎとられ、瑞々しい蒼い躯を犯●れた!死ぬことも叶わず…。
「女武者モノ」でつくってくれるならやはりコスチュームにもっと力を入れるべきです。これだと安っぽいコスプレものに見えます。女が着てる甲冑などは本格的な時代劇用のを使うべき。緋色が良いです。鉢がねは付けたままのほうがそそられるのでOK。鎧もなるべく脱がせないで。あと袴の下が豆しぼりふんどしだと最高!!
てっきり戦国時代劇ものだと思ったら大間違い。実際はこのレーベルの黒人坊主もの。半分過ぎてから主人公の妄想でそれらしいシーン有るが、カメラが動きの有る殺陣に付いていけず手ブレの嵐。ヘタクソ。主人公も質・演技の下手さで、今時の単体企画ものでも珍しい位のレベルの低さ。特に●すシーンで、脚本が悪いのか、演出出来ないのか「殺せ」の連呼、見る価値無し。と言うより無理矢理時代劇ものだと押し切る作品に怒りを感じる。
カネと手間が掛かるせいかどこも散発的で継続的にリリースしているのは笠倉とアタッカーズくらいだから、エロ時代劇というだけで評価は大甘。前半は女人講ではお馴染みの電ドリ大好き黒人坊主(この作り手のこだわりはいったい何なんだろう?)を誘惑する女学生、後半は正体は女だったという仮定で足軽に陵●される天草四郎。絡みとしては平凡だけど、後半はお互いほとんど言葉を発さないのは、よかった。ただどっちも夢オチ妄想オチでなんとなくモヤモヤしたものが残ったけど。宮内りえはかなりギリギリの肉付きで、この作品に限ればありだけどナンパ系や普通の企画もので見かけてもたぶん食指は動かなかったと思う。
前半と後半に分かれた構成になっており、前半約1時間が女子校生ヒロインと黒人坊主とのからみ、後半約40分弱が妄想の中でヒロイン扮する女武者が犯●れる時代劇になっている。たしかに怪作だし後半冒頭の揺れまくりカメラが見るに耐えないのも事実だが、女武者がチャンバラして負けて犯●れ殺されるという超貴重なシーンがあるだけで評価をせざるを得ない。女武者のエロシーンなんて杉本彩の「花と蛇2」くらいものではないか?!若干惜しいのはヒロインの下着がもっこ褌なこと。凛々しい女武者なのだからケツに六尺褌をきりりと締め上げていて欲しかった。大洋図書さんにはこの調子で時代劇をもっとやって欲しいが、この作品は既に廃盤の模様。きっと売れなかったんだろうなぁ・・・