熟女・北野冬子の柔軟ななまなましい肉体を得て、濡木痴夢男が渾身の力と技と情熱をこめて縛りつづけ、責めつづける強烈にして残酷凄惨、そして究極の被虐エロチシズムの粋が凝結された中味の濃い、充実の60分間です。最初は長襦袢、手拭の猿轡による女囚縛り。正座ポーズ。白布の褌責め。乳房をむきだしにして左右の乳首を細い麻紐で縛っての痛烈乳首吊り。裸にして乳房ぎりぎり緊縛。左右の太腿への緊縛ののち全身横吊り責め。ロウ涙責めにのたうつ冬子のあまりにも妖しく官能的な裸身。執拗にくり返される乳首責めに、乳首は赤黒く充血し、長くのびきってちぎれそうになる戦慄的な数秒間。さらに凄惨荒縄掛け。再び宙つり。公的な日常においては、きわめて知的でつつましい生活を送る北野冬子の、心と肉体の奥に秘められたすさまじい被虐の性の官能がむきだしにされた、貴重な映像記録です。息をつくひまもなく、つぎからつぎへと戦慄的な悪夢のようなシーンが連続します。マニア以外の方には、おすすめできない作品です。
当時VHSで鑑賞した事がある作品でしたが動画購入しました。不二企画(緊美会)の中でも北野冬子嬢への責めは苛烈で特に存在感のある大きな乳首に対しての責めは特にお気に入りです。乳房の形状が変形するほどの乳首を細紐吊りをしたまま熱蝋を垂らしたりするシーンがあったり、冬子嬢の反応が派手ではなく、そこもリアルに感じました。