結婚をひかえエステでカラダもキレイにしておこうと考えた25歳の女子があるエステ店に行くことに。はじめは足・手・お腹あたりをマッサージしていたが、しだいに下腹部のきわどい部分にまで指先がのび始める。ちょっと感じながらも異変を感じる女子。いつの間にか手を拘束され、店員の唇が迫ってきて甘いキスで唇を奪われる。初めて知る女の柔らかさに快楽を感じイキまくる25歳はレズの虜となる。
レズのキスや舐めを、今一番いやらしく撮れるのは山城監督だと思う。彼の描くレズに美しさやラブラブ感はなく、女同士が互いの体臭を貪るような倒錯感に満ちている。山城作品は道具さえなければ、と常々思っていたが今回は待望の道具なし。これは大歓迎だ。もうひとつ特筆すべきは友人同士のキスシーン。キスするまでの無言のためらいが長いこと長いこと。前半、ガールズトークでゲラゲラ談笑させた前置きがここで強烈に生きていて、大昂奮出来る。ねっとりとしたキス舐め描写もここにきて更に進化しつつあるが、惜しむらくはプレイ以外のシーンに時間を奪われている点。エステはどうしてもレズ行為に移るまでに時間を要するし、シーンや出演者が多いことも原因だ。山城監督は男女作品も撮っているが、ぜひレズのみに絞ってもらい、出演者二人だけの、熱愛レズ作品をそろそろ撮ってほしいものである。
股間部分がオイルで透けてしまっているのを、エステティシャンがヌチヌチ責めるシーンが繰り返されていて、そこが良かったです。
これと同じ筋立てで細川まりさんのを見たがそれと比べるとあまりにもお粗末。まず女優が悪すぎ。店長のセリフの学芸会ぶりと顔の悪さ、一人目の客のアエギに気持ち良さがまるで無く、タンタンと終った。一つ良い点は友達同士のレズカラミ。折角良いのに一番短時間で処理していた。この監督はいつまでたっても進歩の無い監督で会社もいい加減に首にしたら。