東条かれんだけでも、これは買い。恥じらいエロ?を好きな人には、おススメ。普通の女の子が街を歩いているところをスカウトされ、“東条かれん”という名でAVにデビューするというのを、ドキュメンタリーのティストで。彼女の、しっかりしたところのある女子学生(スチール撮影で裸を求められてスパッと脱いでしまう思い切り)、アイドル乗りで初々しさを前面に出すAV女優、これらの適度な前振りとなって、恥じらいながらもしっかり感じてしまう、という変わり身の鮮やかさと対比がエロさを強調します。なによりも彼女の、お人形さんのような整った顔立ちで、色白、多少幼児体形めで、しかも薄くて柔らかそうな陰毛が、恥じらいの仕草を際立たせます。それが、おっぱいを揉まれて、自身も戸惑うほど感じてしまうところがいいです。一直線に達してしまうのではなくて、行きつ戻りつしながら、感じたり、照れたりと紆余曲折する様がそそられる作品です。
全国のビデオショップ店員から寄せられたアンケート結果を元に「理想のAV企画」を映像化するという内容。まず初めは、売れっ子単体女優「赤西涼」が田舎の民家に一晩泊めてもらうという某TV番組のパロディー企画。夕食後、「映画のリハーサル」と称して、家族の前で唐突にセックスを始めると、気まずくなった母親が途中退室。翌朝、赤西嬢自ら全裸で謝りに行くという、意味不明の展開が笑える。中盤は「雨でびしょ濡れになった女子校生をハメる」「美容院の女性客をパイパンにしてハメる」という2つのネタを収録。ラストは、街角でスカウトされたごく普通の女の子がAV女優「東条かれん」としてデビューするまでを追ったドキュメンタリー。いずれの企画もAVとしては実に見応えがあって、それぞれ「一本の作品」としてじっくりと観てみたいと思わせる好企画ぞろいといえる。