母と2人で訪れた山間のペンション。今回は父が長期出張で出かけた事もあり、親子2人・母と子水入らずの旅行に出かけたんだ。簡素ながらも一通りの設備が整ったペンションに僕も母さんも大満足。だけど僕が晩ご飯の食材を買いにいっている間に事件が起きた。どうしてこうなったんだ…母さんが僕のいない間に父さん以外の知らない男と絡み合っているじゃないか!
AV作品は数多く見てきたが、早送りするだけではおさまらず、途中で見ることを放棄したのはこれが初めてだ。監督以下スタッフは、何を考えているのか。母子ものに期待されるのは、タブーを●す背徳感だろう。倫理観にしばられた母親が、息子の抑えきれない欲情に翻弄され禁を踏み越えてしまう――それをどのような切り口で描いてみせるかに、煎じつめれば、その部分に母子物の成否はかかっている。禁を●すクライマックスを前に、母親が若い男とやり狂っているのでは、体を求めて迫る息子に、どの面さげて、「やめなさい」と言えるのか。息子と一線を越える前に、母親が別の男と寝るという筋立ても必然性があればいいのだが、この作品はひどい。ここまで無節操な淫乱ばあさんに、共感しろというのは、無茶だ。裸を見せ、からみを挟み込んだだけでは、AVとは言えない。「たびじ」シリーズは汚点をつけた。
内容的には、説明書き通りの好き者母さんと、鬼畜息子のカラミであり、プレーの主導権は、息子が取って進めいます、できれば、母親役主導のプレーも入れて欲しかった。