耽美派責め縄縛師奈加あきらの縛り世界。千変万化する一条の縄、絡み合う数条の縄たちを巧みに操り、女体を艶美に、凄愴に縛り上げる日本独特のSM情趣。‘被虐と嗜虐’の愉悦の原点、官能の原点を見つめる。第七回は‘責め縄秘画のおんな’。引退間近の美人女優白鳥るりの艶美、凄愴の被虐図絵を堪能。
とても満足して見ました。日本の緊迫美の伝統 伊藤晴雨-濡木の延長上にある夢流ZOU-奈加コンビの作品でした。縛り始めをきっちり撮ってくれているのがとてもよいです。このモデルさん本当にMのように見えますが、演技とすれば大したものです。こんなに可愛い子がと思ってみてました。このごろは堅気のお嬢さんでもファッション感覚でタトゥーをしている人もいますので。ただ温泉では断られると嘆いていました。日活の団-杉本の映画などこの作品に比べたら及びもつかないですよね。ご両人、将棋と料理にでも精を出したらよいと思います。夢流ZOU-奈加コンビの今後の健闘を祈っています。
最初のカットは洋風だが、その後は長襦袢姿でぐっと和風になる。いつものことだが、奈加氏の猿ぐつわに対するこだわりはたいしたもので、今回も白布、豆絞り、鹿子?の手拭いと竹棒をくわえるもなど、いろいろ取り揃ええている。また、前田 寿安氏の責め絵を散らばして良いムードを作っている。駿河問いのカットと、蔵の入り口でのローソク責めのシーンはなかなか良い。白鳥 るりのいかにもお嬢様風の容貌とはひどく違って、太股にある入れ墨が妙に印象的だ。 90点
最初の表情から、縛られ蝋燭にまみれ次第にM女の顔つきに変わっていくさまは圧巻。スタイルも悪くなく小さいが形のよい胸もよかった。ARTの作品では久々に満足のいく作品だった。
日本独特の文化ですね。 ハード嗜好の私には物足りなかった。 るりさんの表情を愉しみましょう。
顔立ちは個人的好みからは外れてるんですが、雰囲気にそそられました。時々入るゆったりとしたBGMがるりさんの雰囲気にあってるようです。後半で涙と鼻水とよだれ垂らしながら蝋燭を受ける姿は美しいと思いました。
好きな女優なので、画像が悪かったのが残念!でもこんなのあったのかとびっくりした。
白鳥さんは、股の刺青が気になる女優さんです。これがなければと思うのですが、今回は余り気になりませんでした。今回の白鳥さんの苦悩の表情は、絶品でした。ことに、襦袢での吊りは、かつての日活を髣髴とさせるものがありました。音楽も、日活のロマンポルノに似ていましたから、意識したのかもしれません。ただし、後半のボンレスハム状態の縛りはいけません。
前半は、評価できますが、後半の縄でグルグル巻きのボンレスハム状態はしらけます。緊縛とはいえません。
あの白鳥さんが縄悦に登場。内容は作品のコメントを見ればそのままって感じです。ロマン派生さんが指摘してますが,左足太ももに何の刺青なのでしょうか。私には,刺青があるのでカメラワークが自由さを失っているように感じます。この刺青の全景は全編を通して10秒程度しか映りません。きっと,これはシチュエーションにそぐわないと思ったのでしょう。おかげで,随分と不思議なカメラワークで損をしていると思います。縛りは奈河氏ですから,着衣グルグル系です。足をボンレスハム状態にするのは何故なのでしょう。片足上げ開脚や蝋燭責めの比較的シンプル縛りのシーンは良いんだけどなぁ。後手の吊りシーでは股縄状態になっているのでしょうが映しません。何でやねん。がっかり映像が多くて悲しかったです。でも,今回の白鳥さんはGOODです。ハイ。