厳しい調教に見えるかもしれない鞭。身体に残る鞭の痕も愛情の証。2人の間に会話はなくとも鞭の刺激を通して精神や脳で対話をしている感覚がある。女王様の幸せが奴●の幸せであり奴●の幸せは女王様の悦びとなる。
鞭はコミュニケーション...実績ある女王様、鞭好きマゾ紳士は異口同音にそう言っておられるが、それを体現する作品がこれです。冒頭の2人のインタビューから鞭に対する思いが伝わってきます。また女王様も一気に叩き出したりしないで徐々にテンションと強度を上げていき、またひとしきり強く打ち据えたあとはやさしく寄り添ったりと、絶妙な緩急も素晴らしいです。何回かセッションを重ねて作り上げたマゾへの理解と共感、ドミナへの強い信頼が見られ、変な言い方ですが心が温まります。鞭好きの方、鞭を使ったセッションに興味があるけど躊躇している、という方にお勧めです。
お二人の意思疎通が、コトバじゃないなにかで強く伝わってきます。最近のなんちゃってSMではない。
RURIKO女王様です。脳イキ鞭というのに興味をそそられて購入しました。もともとこの女王様の元に通いこんでる男性とのプレイを収録してあります。鞭打たれて痛いんだけれども内面からヨロコビが湧き上がってくるようです。円熟の境地。