杉並雪枝の裸身は、濡木痴夢男が呆然としてよだれを流すほど白く美しく清潔で、しかも男心を狂わせるほどエロチックなのです。この雪枝が風邪をひいて診察室に現れます。突如現れた男が、雪枝を後ろ手に縛り上げ、診察台の上に転がします。パンストを降ろし、パンティをむしり取り、それを丸めて雪枝の口の中にねじ込み、白布の猿轡をします。二重三重の猿轡です。男は雪枝の股間に白いガムテープを貼りつけます。(この男は女性器恐怖症なのです)それは性器を剥き出しにした股間よりもいやらしくエロチックなのです。胸をはだけ、桃色の小さな乳首、可憐な臍、白い内腿などを医療器具でもてあそびます。ラスト、股間に貼られたガムテープを、雪枝自身の手で剥がすときのエロチシズムは最高です。演技ではない本当の羞恥の反応を、この映像でお確かめ下さい。
これは全くの主観です。フェチは奥深く多様だから、自分の趣味とは違ってたと言うことだけ。 イメージで言うと、セクシーとかいやらしいと言うより、汚らしいと言う言葉が真っ先に出てきます。 展開も平凡で、自分としてはこの評価を付けざるを得ませんでした。
20年前にSMやボンテージブームの1つだった不二企画。風邪を引いて診察先で、女性が縛られる内容。いろんな設定がある不二企画。今の時代では絶対ない作品です。時代がスゴく変わったってことなんですね。今と思えば懐かしい作品です。