夫以外の男性に身体を預けることがこんなにも恥しく切ないことだとは知りませんでした。腕に食い込む縄の感触、麻の匂い、男性の力強く熱い指…頭がおかしくなりそうな程の快楽のなか、わたしは自分が女だったということを思い出していました。
大好きな足責めシーンが、なんだか物足りなく感じました。嫌がっているのを無理やり嬲るのではなく、女性の方もなんとなく感じてしまっているのが見えたからかなと思います。不二企画さんの作品のただただハードということではなく、しっとりネチネチとした責めのテイストはとても好きなのですが、この作品はしっとり感の良さよりも、そこまでハードではないという物足りなさの方が目立ってしまっていたと感じました。
着飾らない普段着の主婦が不倫をネタにいたぶられる 主人役と緊縛役の男2人が彼女を責める 豊満な肉体にロープが食い込むエロチシズムはマニアにはたまらない。 縛り転がし淡々といたぶられる 最後 頬を打たれ 口と鼻をふさがれる責めに忽然とする表情に女の妖しさが垣間見えた。