他人の妻を廃屋に連れて行き、いう事を聞くようになるまで帰さないとうそぶく志摩紫光監督。当作品における行為やプレイは全て出演者に十分な説明をし理解と了承を得て行っています。
SMプレイとしてはハードですが、ライティングやカメラワークなどがお粗末すぎてせっかくのマゾヒストの頑張りが作品として活かされていません。その点はすべての志摩作品に共通の欠点です。志摩作品に共通する点としてはもう一つ、必ず2人ないし3人のモデルをカップリングしたパッケージで販売しますが、これってなんのつもりなんだか…。サービスのつもりなのか、あるいは分割したパッケージを複数買わせようという強欲商法なんだのか..。1人の女優さんをしっかり1本の作品で見せた方が、よほど購買意欲をそそるのですがねぇ。SMビデオ黎明期の雰囲気を鑑賞するには悪くない作品です。