見た目が女っぽいという理由で友人から‘ナナミちゃん’と小馬鹿にされる名波。度胸試しで学園に伝わる七不思議のひとつを確かめる事になった。旧校舎3階のトイレにいる‘トイレの花子さん’の噂。その噂の真意を確かめる為に名波はトイレに向かったのだが…。そこで不思議な光に包まれた名波の肉体は女になってしまうのであった。
最近増えてきてる心が男で身体と反応が女の女体化モノです。変なコメディー路線でおバカ行動しまくったり、異常な積極性でエロい事しようとしたりはしない、現実的な行動をする女体化モノのレズなし王道パターンです。女優の演技も「止めろよ」しか言わないほぼ無抵抗パターンで、良くも悪くもありがちな反応ですが、一部「なぜか力が入らない」と言うような心の声が入るので、状況把握が出来て悪くないと思います。作品としては最近多いありがちな女体化モノですが、女優が可愛いのと女体化したらなりそうなルックスと体型なので、感情移入はし易い方だと思います。他の女優さんで同じ内容だったら1点減点ですが、この女優さんなのでこの評価にさせていただきました。
ぶっきらぼうで中性的なキャラはこの女優さんの真骨頂。SF的要素もある数ある女体化作品の中では良作で、個人的には、N◯Kの少年ドラマシリーズの様な少しレトロな展開もアリかな、と思いました。傑作だったムーディーズさんの幼馴染物と演者さん達が被りますが、今回も身近にいる劣情の範囲外にいるヒロインとの関係性から一気に距離を縮めて性欲の赴くまま突っ走っていく感じは好きでした。ヒロインの台詞で終わるエンディングも良かったです。