「人生とは退屈な日常から目を背けるゲームである」安佐ヶ谷のタジくんとユキエとカオルンの場合。長期間のセックスレスの同棲カップル。いざしようにも間が空き過ぎた為にきっかけがつかめない二人。ある日、男は彼女の不在を見計らってデリヘル嬢を呼ぶ…。
若いカップルの部屋に固定カメラを仕込んで『リアルな同棲生活』をのぞき見る」という企画の第3弾。今回は、阿佐ヶ谷在住の「タジ(32)」と「ユキエ(21)」というセックスレスカップル。今回はそこにデリヘル嬢の「カオルン(20)」が加わる。「演出なし」が売りの同シリーズであったが、回を重ねるごとに「AV的ご都合主義」が強くなっている。デリヘル嬢とのプレイをきっかけに1年半ぶりに燃え上がる二人というベタなストーリー。思えば、AVとしての「常識」をことごとくぶち壊した「第1作目」が一番衝撃的であった(もっとも、『AV』として使えたのは2作目のみ)。3作目にして再び「方向性」が見えなくなった感は否めない。天井からぶら下がっている「部屋飾り」で画面が見えづらくなっているのは「わざと」だとしても、さすがにイラっとくる。
と聞く女。「気持ちよかった。」と答える男。「私も」と女。。やっぱこうだね、男と女。セックスがプロ級ではあるが、それはまあそうだろう。女のありがたみを実感として感じ取れます。女を改めて可愛がりたくなる作品。