シリアスな設定のままカラミに入るだけなのでエロい気分にならない。それに、久留木玲も堀北わんも小悪魔キャラだけど「ウブロリ娘」という感じではない。堀北わんの相手男優は『戸川夏也』氏。久し振りに見たが、かつての「マッチョなワル」という感じではなくなったなぁ。
本作の動画を出演者別に2分割した作品(久留木玲、堀北わん)をレンタル視聴して各作品に個別のレビュー記事を投稿させて頂いたが、それらの相違点について書き足りないため、補足事項を含めてここにも一部だが投稿したい。本作の主題は母子家庭なのに母親に見捨てられた一人娘が孤独に耐えかねて隣人の優しそうなオジサンに救いを求める。娘の武器は手っ取り早く自らの若き肉体。娘はオジサンに性行為を仕掛けて満足させることで自分の存在価値を売り込む。その結果、娘はオジサンの緊密な愛情を勝ち取る。ただし、久留木玲と堀北わんが主演した各作品部分の具体的な演出は大きく異なり、2作品それぞれに違う魅力が出来て面白い。久留木玲は最後まで全裸にはならないが、相手の男との関係に対する熱望が感じられる。他方、堀北わんは男に脱がされて全裸が美しく映えるが、彼女は相手の立場を尊重する余り、受け身にならざるを得ない。◇前半のストーリー構成 ≪久留木玲vs野島誠≫(1)導入部(3分)⇒字幕表示の日時説明が3回あるが、(5)では省略されている。(1)と共通の日時だから字幕を省略したのかな?(2)玄関で即尺(4分)(3)ベッドで前戯(18分)(4)ベッドで性交(16分)⇒最後の中出し後に下記の会話があり、娘の作戦成功と当面の幸福感が表される。>誠「すっごい気持ち良かったよ。」>玲「私のこと好きになってくれた?」>誠「大好きだよ。もう寂しくないからね。小父さんがいつでも遊びに来るからね。」>玲「これから、私のこと必要としてね。」◇後半のストーリー構成 ≪堀北わんvs戸川夏也≫(5)導入部(2分半)(6)玄関で即尺(4分半)(7)ベッドで前戯(24分)(8)ベッドで性交(12分)⇒最後の中出し後に会話どころか余韻も無く暗転して終幕するので物足りない。