よくある童貞喪失物をイメージすると期待が裏切られます。様々なタイプの童貞君が出てきます。結局誰も本当の喪失までには至らないのですが、そこまでの女優たちの悪戦苦闘が面白い作品。自分のテクに自信満々の女優が童貞君にプライドを傷つけられます。さらに包容力のなる女優、女性に対して拘りのある童貞君を説教する女優が登場します。
女優の力量次第では目も当てられないほどの「ぐだぐだな展開」になることが多い「筆おろしモノAV」。結論から言うと本作は、女優・童貞共に非常に「いい味」である。無名同士のセックスなのに、下手すると単体女優のビデオよりも数倍面白い。「あたしでイカなかった男は一人もいない」と豪語する女優達と「まったく射精する様子もない」童貞達。ただの「筆おろしAV」のはずが、いつしか女優のプライドをかけた「仁義なき戦い」にまで発展する。「軽くあしらう」つもりが、最終的には、とんだ「悪夢の一日」となった。