若さが匂う新鮮そのものの肉体をもつ潮崎まきを、さまざまな形に縛りあげ、そして褌責めにした姿態をじっくりと楽しむ52分間です。全編に清潔で初々しい緊張が漂い、こんな痛々しい美少女を裸にして縛って良いものかというどこか不安な情緒に包まれます。最初は後ろ手直伸縛り、細く長く、そして柔軟な潮崎まきの両腕の被虐味に驚嘆した濡木痴夢男が、後ろ手の手首だけをぐいぐい吊り上げていくシーンは圧巻です。花柄のスカートをまくりあげ、黒いパンストの下に透けて見える白いパンティの可憐なエロチシズム。股縄、片足吊り、宙吊りと、縛りの変化とともにポーズを展開させます。全裸にさせての晒布(さらし)の褌責めは、尻の肉の形が清潔なだけに、妙にフェティッシュな新鮮な色香がにじみ出します。朝紐による乳首縛り責め、両足の親指縛りなど、処女の清潔な肉体を静かな嗜好味で切り刻むように責めていく官能映像です。ラスト、室内の片隅で、自分で褌を解く少女の姿には痺れるような色気と哀愁が漂います。
この作品の最大の魅力は、潮崎まきさんという存在そのものにあります。まるで少女のような無垢な彼女が、痛みの中で見せる表情、そして猿轡越しに漏れるか細くも美しい悲鳴は、観る者の心に深く突き刺さります。 そして、その悲鳴にふさわしいのが、乳首が創り出す芸術的な造形です。真上に吊り上げられ、むにゅっと伸びるその姿は、まるで「てるてる坊主」のように愛らしくも官能的。この唯一無二の形状は、緊●愛好家を唸らせるに違いありません。 また、一切の妥協を許さない、後ろ手にしっかりと縛り上げられた縄もまた美しい。この作品は、単なるエロティシズムを超え、緊●の美学を極めています。潮崎まきさんの存在と、緻密な責めが融合した、まさに傑作です。