首を絞められると、たまに寄り目になってしまう女性がいます。どことなく間抜けな印象なのですが、絞められてる本人はそんなこと気にする余裕もないでしょう。本作の女優・宮地奈々さんもそんな寄り目美人のおひとりです。寄り目になっても、可愛い人は可愛い。かえってこの手の中の生命が、とてつもなく愛おしく感じられます。びくびくとした痙攣も、次第に弱まる首筋の鼓動も、そんな生命の息吹の現れですね。
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この頃の作品は淡々と絞め続けるものが多い。これもそのひとつであるが女優がかわいいので恰好がついている感じがする。絞めのあまさが所々に見受けられ全体的に物足りない。同じ金額を出すのであれば、白パケではなく黒パケの方が良品が多いと思う。
本作にはエッチシーンなどありませんし演技する場面もありません。どのシーンもひたすら首を締められる、ただそれだけです。にも関わらず、宮地奈々ちゃんのかわいい顔立ちと、涎をたらしまくり目も焦点が定まらなくなるその滑稽さが、彼女の置かれている苦しさとの対比ですごく見ていて面白いです。シンプル・イズ・ベストを体現する作品と言えるでしょう。元気が出ない時はこれを見るといいでしょう。