銭湯で母と子が愛し合うという設定は、想像をかき立てるものがあって面白いですし、三人の女優さんもそれぞれ、お母さんらしさを備えた魅力的な方が起用されています。しかし中里ゆかりさんはキスを嫌がり、片山麻美さんの演技や反応はきごちない上に、お二人とも母親と息子らしいやり取りが少なかったりして、やや不満の残る内容です。江原あけみさんはその辺はしっかりしていますが、後半なぜか舞台が銭湯から離れ、普通に自宅の布団の上での本番になってしまうという、看板に偽りありの展開でした。あと料金を受け取って着替えを覗いてるだけの番台さん、何しに出てきたんでしょう?