戦後の混乱期、SM風俗史の中で強い光芒を放った美濃村晃の嗜虐と美意識の世界を多角的に追う珠玉のドキュメント「縄炎~美濃村晃の世界~」と、江戸時代、女囚人は刑吏の容赦ない責めと戒めに狂い泣き苦悶の地獄に落ちてゆく「女囚幻想」の二作を並録!
ドキュメンタリータッチ。ただしインタビューの最中にもいじられていたりする。
前半は美濃村晃の世界、縄師の時代がかった縄の世界です。縄SMの神、在りし日の団鬼六のインタビューもあります。各縛りシーンのリテールは最高で、芸術的美さえ感じます(羞恥と被虐です)。そして後半は女囚縄です。ルックスには昭和の趣があり、均整の取れた体に使い込んだ縄がフィットし、女優はともかくもドグマシリーズよりも雰囲気あります。