この世の色地獄 娘・親父・妹・兄貴
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近親間での性交渉はバカのすることです。
四話構成からなる兄妹と父娘の近親モノのオムニバスです。どのストーリーも近親間でむさぼるようなタダれた雰囲気のなかにも、お互いにとても満たされている様子にとても好感が持てました。わたし自身もパパやお兄ちゃんとしてきてお互いに満たされる思いを、わたしなりに大切にしてきたので、その点では強く共感できる部分もあったけれど、ひたすら肉欲のおもむくままみたく描かれると、やっぱちょっと…寂しいよね。全体的に気になったのは、登場人物、とくに女性がちょっと頭の足りない感じで演じられてるところがとてもイヤだった。ようは近親間でしてる連中って、手っ取り早く身近な相手で快楽を満たすだけの頭の悪いバカのすること、ってことなんだろうけど…。うん、そりゃバカはバカなんだけどさ、節操もないんだけどさ、欲求にも弱いんだけどさ、そうアッサリ決めつけられると、なんかちょっと悔しいというか、腹が立つっていうか…。そんなんだけじゃないんだよ、っていう気持ちがあるのも本当のところです。ただ、バカなのは認めます。バカなことしてるのも認めます。でも、バカだとわかってるから、しないってことにはなんないところが、近親間で交渉をもっちゃってる身としては…うん、どうにも説明がつかないや。で、作品内容です。○一話目。刑務所を出所してきた父が娘と13年ぶりに再会。お互いに寂しさを慰め合う。キスが濃厚だけどHはあっさり。父が娘の名前を「みさと」と呼んでんのに、語りでは「さとみ」になってるのが気になった。○二話目。42歳の兄のもとへ、37歳の妹が通ってHする。設定年齢よりずっと上に見えた。昔から長くやり続けてる感がよかった。妹の「兄貴」と「お兄ちゃん」の呼び方の不統一が気にはなった。○三話目。兄と妹がしてるところを父に見つかり、今度は父と妹がHする。むっちりした可愛い女の子だった。妹は父とも兄とも血のつながりはないみたい。○四話目。20年間、し続けてる兄と妹。妹がとても色っぽかった。結婚して子どももいる妹が、月に一度、兄の家に通ってHする。妹がまったく喋んないので感情移入しにくかった。どれもしっかりした作りだけど、ストーリーに関してはどこかモノ足りない感じ。二つくらいの話数で、一話をもっと掘り下げてほしかったかも。たぶんなんども繰り返してまでは観ないかな。すいません…。
ストーリーはぬきにして
涼川みさとは一番セクシーま女優だと思う。しかし単体作品はひとつしかなくて、残念だ(^^)
