織田信長の手によって一族を惨殺された伊賀の忍達は、再建を目指し、次の世代を背負う忍の育成に励んでいた。その中でも、もはや師匠である龍牙を凌ぐ実力を持ったくのいち・桐風は、伊賀を背負う忍であると親方様に認められながらも唯一の弱点の存在を知らされる。その時![HAPPY END]
この監督の作品を何本か見ているが、アクションとかストーリーを生真面目に撮るばかりで、にじみ出るようなエロさが感じられない。この人は本質的にエロが好きじゃないのだな。KUNOICHIシリーズ第3作目の本作も、そんな監督の淡白な芸風が出ていて全体にインパクトに欠ける。額に水を垂らしたり、水をガブ飲みさせたり、脚に重りをかけて股間を責めたりと拷問シーンには力が入っていてそういうところは面白いが、肝心のからみがなんかエロくないんだよなぁ。ヒロインのコスも赤いカブトムシみたいで全然色っぽくない。せめてハイレグにして欲しかった気がする。それに下着にふんどしを締めていないのも痛い。くノ一の下着はふんどしに限ります。メーカーHPの売り上げランキングにも全然顔を出さなかったのが本作の地味さを証明していた。