この子は松本いちか。僕の幼馴染だ。いちかのおじいちゃんは『松本将利』といって、将棋界のレジェンドと呼ばれる名棋士だった。おじいちゃん子だったいちかは、亡き祖父が得意としていた戦法『棒銀』を受け継いでいるのだが、これがめっぽう強くて僕は一度もいちかに勝てたことがない…。そんな彼女のことが僕は友人として、ライバルとして、そして異性として好きだ。いつかいちかに勝てた時、その気持ちを伝えると決めている。
こんな役柄の松本いちかちゃんを見たいと妄想することがありますが、その一つが棋士でした。いちかちゃんが座ったときの美しさは至高なので、棋士は似合うはずなのです。レアな設定だけに本作の発売を知ったときは嬉しくて小躍りしました。ブレザー姿で幼馴染と対局しているところをみてやっぱりいいなと思います。いちかちゃんって元気で融通無碍なところが魅力ですが、背筋を立てて座っている姿には隠しきれない上品さと真面目さを感じられてほれぼれします。ひとつのことに打ち込んでいる人特有の美しさも持ったこのいちかちゃんとても素敵です。もちろん顔もかわいいですし、髪色も髪型も似合っていました。強くなりたいいちかちゃんは顧問の毒牙にかかってしまう。ここはすごくよかったです。プロになるためならなんでもしてしまう。頭脳で戦って生きていくことを決めたいちかちゃんは、心や身体を傷つけることに少し無頓着なのかもしれません。そこを付け込まれる。頭がいいからフェラや他のテクニックも急速に習得できてしまう。強い覚悟と同時に若い女の子としての羞恥心もあって、その葛藤がたまらないです。泣きながら自分で腰をおろしてはじめての挿入をするところ、最高に興奮しました。オナニーを強要されるところで、自慰の経験があることを認めるところもよかったです。将棋に邁進しながらも性とも付き合っていたいちかちゃんが愛おしいです。顧問に調教されてしまったいちかちゃんは、かわいくて卑猥な格好で幼馴染の前に現れてオナニーをして、後からやってきた顧問とえげつない下品なキスから始まる知性も恥じらいもない絡みを見せる。初めてのときと同じく、ソファーに座っている顧問にお尻から跨って挿入する。先ほどとは対称的に嬉々として挿れるいちかちゃんの姿が衝撃でした。淫乱少女になってセックスを楽しむいちかちゃんもめちゃくちゃかわいいです。棋道の抑圧から解放された明るいこの姿こそが本当の彼女なのかもしれません。大好きだった将棋少女がいなくなった喪失感は否定できないが、いちかちゃんがこれを選んだならそれを認めるしかない。そんなことを思いながら、いちかちゃんがセックスの余韻に浸っている姿を見ていると最後に目を開く。それは以前の理知的な将棋少女の目で、何をしているのだろう、これでいいのかと自分に問いかけているようなその表情に思わず叫び声を上げてしまいました。
昔有った、某永世名人と女流名人の愛人問題を思い出しました。将棋の世界では、あながち絵空事では無いのかもしれませんね。作品の感想なんですが、シーンが替わったらいきなり完堕ちは、いい加減止めて欲しいです!嫌がる女性が快楽堕ちする過程が楽しめません。
作中の将棋の盤面がツッコミどころ満載ですのでお楽しみください。
個人的には「松本いちか」を巡り、将棋ならぬ、セックスで先生と弟子で先手後手で争い、棒銀戦法(デカマラ突き刺し)で先生の勝ちでいちかちゃんメス堕ちでやった方が面白かっかも。という訳でいちかちゃんの完落ち・中出しされ負けで終局したので星3つです。