戦争末期、加代は戦火で全てを無くし息子と二人だけになり、今の夫と再婚して暮らしている。優秀な息子真一は、母のことを想い勉学に励んでいる。連日夫の横行に泣かされている加代。ある日、母の忌まわしい過去を知らされる真一へ召集令状が届く。心配する父の優しさに初めて気づく真一。夜の風呂場で真一の身体をこっそり流してやる加代。黙認する父。その日の晩、禁断の筆は下ろされた。(オルガ)
作品の内容自体は非常に満足できましたが 所々のシーンで光の加減なのか見づらいシーンがいくつかありました。 中盤の回想シーンも演出上、間延びすると確かにドラマとして テンポが悪くなると思うので仕方がなかったと思いますが (制作上で)大幅にカットされたシーンをもう少し見てみたいな、と思う部分がありました。 それ以外は大変良かったので星4つとさせていただきます。