大石の家に遊びに行った時のこと。横田は大石の母、紗季の下着姿を目撃した。お腹がすっぽり隠れるデカパン。オシャレとは無縁の造形に横田は衝撃を受ける。見られることを想定していない無防備な下着はネットで見る美しい女性の下着姿よりもずっと生々しく、エロかった。その日から横田は事あるごとに大石の家を訪れては紗季の下着を盗むようになる。そしていつしか童貞を捧げる相手は紗季しかいないと考えるようになっていた。
家庭の主婦が鏡を覗き込んでいるときの美しい表情と、息子の友人が盗み見ている後ろ姿のパンティやブラが生活感漂うごく普通のもので、それが却っていやらしさを醸し出している。 下着を盗んだ息子の友人に軽く説教をした後で、胸を揉むことを許し「こういうことをしたかったんでしょ」という台詞には、思わず「そうです!」と言いたくなる。パンティの上から股間を触ることも許し、次にはパンティを履いたまま顔の上に跨がり自ら快感を覚え始める女。 ふくよかで美しい身体の曲線を楽しめるし、常にパンティを履いた姿でことを行うのが全裸よりも嬉しい。四十路の女の美しさといやらしさを存分に楽しめる一篇だった。